ふわっこ。羊毛フェルトで本物そっくりな毛並みになるよう植毛したウサギさんのオーダー制作をしています

毛色による違い



 うさぎさんの繊細な毛色をできるだけ忠実に再現できるよう、いろんなお店の羊毛を購入し、使用時は混ぜて使用しています。

 お店によって羊毛の産地や、使用する染色剤の違いから、同じお店であっても染色剤の影響で色によってもまた質感が変わってきます。

 それらを混ぜて使用しますので、色合いによって触ったときの質感・お手入れのしやすさ・頻度も変わってきてしまいます。

 同じ毛色でもウサギさんの個体差で濃淡・色合いが変わってくるのでなんともいえない部分はあるのですが、大まかに言いますと比較的濃い色から中間色がヘタレという

『撫でたりしていると毛同士がくっついてフェルト化』

『圧迫に弱く触るとその形に凹んでしまう』

 現象が起こりやすい傾向にあります。

 これを回避するために、繊維が太く弾力性の高い羊毛を混ぜるようにしていますが、色合いによっては混ぜられないこともあります。(市販されている色には数が限られているので)

 わかっているのは、真っ白が一番気軽に扱っていただける色 真っ黒はフェルト化しにくいもののヘタレやすく扱いにくい色です。

 ヘタレやすい性質ほど、取り扱いも慎重にしていただく必要がでてきます。

 お取り扱いについては発送時、記載した用紙を同封させていただいていますのでそちらをご覧ください。

 ご不明な点があればいつでもお聞きください。

 ほとんどの子は取扱説明書にある内容だけで十分なのですが、中にはヘタレやすく取り扱いに注意していただかなければならない子もいます。

 その場合、発送時に注意点と取り扱いの説明を加えて説明させていただきます。

 また、逆に注意する必要なく扱っていただける場合もありますので、その場合も発送時お伝えします。


再現の限界について


 染色された羊毛を原料にしていますので、オレンジやブルーなどの毛色はもちろん、チンチラやチェスナットのすりごま具合を再現するのも、混色をすることでしか再現できません。


『均一な色合い』

『複数の色が混ざり合った色合い』


という、相反する色合いを再現するために同じ方法を用いることになります。

 すりごまな毛色はできるだけ『太い羊毛』『はっきりした色合いの羊毛』を使用することで、混ざり合ってもそれぞれが主張するように工夫はしていますが、大きなサイズになるとどうしても縮尺の関係で一色に見えてしまいます。

 制作の性質上、どうにもできない事ですのでご理解いいだけますようお願います。



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